棺に入れる花は自分で用意するもの?別れ花おすすめ【5選】

棺に入れる花は自分で用意するもの?

棺に入れる花は誰が用意するもの?おすすめとかあるの?

今回はこういった疑問に答えます。

葬儀故人との最後のお別れの儀式として、参列者が花を供えていく「別れ花」があります。

別れ花で用いる花について、

  • たくさんの花は葬儀社が用意してくれるのか
  • 自分で花を持ち込まなければいけないのか
  • 故人が好きだった花を入れることができるのか

など、色々と疑問があるかと思います。

今回はそんな棺に入れる花について解説していきます。

棺に入れる花は葬儀社が用意してくれる

棺に入れる花は基本的には葬儀社が用意してくれます。

そのため、わざわざご自身で花を持ち込む必要はありません。

葬儀社のスタッフから渡された花を受け取って、棺の中へ入れることになります。

ただし、一部の葬儀社では用意してくれないことも。

もし棺にどうしても花を入れたい場合は、事前に確認すると良いでしょう。

棺に入れる花はどんな花がおすすめか【5選】

それでは、葬儀に用いる花はどんな種類の花が適しているのか?

おすすめは以下の通りです。

  • ユリ
  • カーネーション
  • カスミソウ
  • トルコギキョウ

順番に解説していきます。

ユリ

ユリの花言葉は「純粋」「無垢」。

祭壇に飾られることの多い花の一つです。

凛としていて大きな花を持つ、とても存在感のある花です。

葬儀で最も多く利用されているとされる菊。

花言葉は「高貴」「高尚」「高潔」。

菊は桜と並んで、日本の国花とされています。

皇室の紋章としても使われていますよね。

明治時代にヨーロッパの墓前に白菊を供える文化が日本に伝わり、全国へ浸透していったとも言われています。

カーネーション

カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」「永遠の幸福」「尊敬」「真実の愛」です。

葬儀はもちろん、母の日でもおなじみの花ですね。

特に白いカーネーションは献花として、キリスト教の葬儀などで霊前に供えられます。

カスミソウ

カスミソウの花言葉は「感謝」「幸福」「無邪気」「親切」。

枕花としても使われることの多い花です。

怖いというイメージを持っている方も多いみたいですが、実際にはそのような意味はありません。

トルコギキョウ

トルコギキョウの花言葉は「優美」「すがすがしい美しさ」。

花の色によっても花言葉はいろいろとあり、

  • 白色 – 思いやり、永遠の愛
  • 紫 – 希望
  • ピンク – 優美
  • 青 – あなたを思う

などがあります。

葬儀だけでなくお祝いの場でも用いられます。

故人が好きだった花を入れるのも良い

一般的によく使われる花について上述しました。

でも、「故人が好きだった花を入れたい」と思うこともあるでしょう。

好きだった花であれば、きっと故人も嬉しい気持ちで旅立つことができるはず。

ですが、棺に入れる花は注意点がいくつかあります。

  • 花の色やトゲに注意
  • 香りに注意
  • 葬儀社に確認をしよう

順番に解説していきます。

花の色やトゲに注意

花の色が濃いと、骨に色が移る可能性があります。

バラなどの色の濃い花を入れたい場合は、必ず葬儀社に確認をしましょう。

トゲのある花はトゲを取ってあげる必要があります。

香りに注意

香りの強い花があると、他の花の香りを消してしまう可能性があります。

また、マナーに厳しい人がいると不快に思われる可能性があるので、避けたほうが無難ですね。

葬儀社に確認をしよう

この他にも葬儀社によってもルールが異なったり、宗教によっては相応しくない花があったりします。

自分で花を持ち込みたい場合は、必ず事前に葬儀社に確認をしましょう。

まとめ

今回は棺に入れる花について解説しました。

葬儀にふさわしい花とそうではない花があります。

基本的には葬儀社で用意してくれますが、自分で持ち込みたい場合は、必ず事前に葬儀社に相談をしましょう。

当サイトでは、花以外にも棺に入れるおすすめの物を紹介しておりますので、もし良かったら以下の記事も参考にしてください。

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